猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)の感想と評価(微妙?) 映画レビュー
どうも、無職です。
10月13日金曜日に公開されたさた猿の惑星:聖戦記を無職的使命感で公開日朝一で見てきましたので感想を書かせていただきます。
猿の惑星:聖戦記の感想と評価
まず初めに感想としては、とても面白かったです!評価としても90点です!
ですが、そんな決着?
聖戦?
ある意味セオリー通りで、予想外でした。
なぜ人間は弱いのか、猿は強いのかを描くうえでは、とても納得のいくストーリーでしたが、、、
このキービジュアルからイメージするものとは大きな違いがあるし、おそらく多くの人期待を裏切るのではないでしょうか?
吾輩的には、いい意味で裏切られたましたが、人によっては「なんだ、、、」とがっかりする人も多いのかなと思いました。
猿の惑星:聖戦記
リブート版『猿の惑星』シリーズの最終章です。
リブート版は、「創世記」「新世紀」「聖戦記」の三部構成になっており、なぜ人類が猿に支配され、地球が猿の惑星になったのかが描かれています。
「創世記(ジェネシス)」:では、なぜ猿が人間同等に賢く進化したのか
「新世紀(ライジング)」:では、猿と人間が争い共存できなかったのか
で、今回公開された「聖戦記(グレート・ウォー)」では、なぜ人間が猿に支配されるまで衰退し猿の惑星になったのかが描かれていました。
登場キャラクター
シーザー
リブート版『猿の惑星』シリーズ通しての主人公、猿のリーダーである。
大佐
猿に相対する軍のTOPで、猿を滅ぼそうとする。
ノバ
おそらく、予告を見た人みんなが気になる美少女、人間衰退の大きなカギを握る。
シーザーの仲間たち
創世記からシーザーと苦楽を共にしてきたモーリスやロケットがメインとして活躍します。
予想外だったポイント
ポイント①キービジュアルやタイトルと内容に大きな差がある。
キービジュアルやタイトルからイメージするものと内容はは大きな違いがありました。
これは、良い意味でも悪い意味でも裏切られるのではないかなと思います。
ポイント②猿は人間より強くない(武力的に)
「聖戦記」は、前作「新世紀」から5年後で、人間を恨む猿「コバ」の反乱をきっかけに始まった猿と人の戦争の話です。
主人公シーザー率いる猿たちは森の奥で人間の襲撃に怯えながら暮らしていましたが、隠れ家が見つかり移住を止むを得ない状態に追い込まれます。
まず、ここで予想外だったのは、猿が人間より弱いというところでした。
逃げの姿勢すら感じられました。
ポイント③猿インフルエンザ
前作で語られてきたように、猿の進化、人間の衰退の原因は人間が開発したアルツハイマーの治療薬(猿インフルエンザ)でしたが、さらに猿インフルエンザには、人間を殺す以外に苦しめる症状があることが今作で明かされます。人間が猿に支配される最大の要因だと思われます。
救いねぇなって感じになります。
ポイント④猿と人間は戦争してない
これが一番予想外でした。①で猿と人の戦争の話と言いましたが、正直人間と猿の間に武力的な大きな差がありとても戦争にはなっていませんでした。
、、、では、聖戦とは?
聖戦はシーザー(猿)にとってのではなく、大佐(人間)にとってのものでした。
ポイント⑤決着
これが人によってはもっともがっかりポイントかもしれません。
人間の愚かさや弱さはすごく表現できていましたが、やはり期待外れでした、、、
人間ってやっぱ、しょうもないな、、、みたいな感想になりました。
ポイント⑥死
※ネタバレ
これは予想外ではありませんでしたが、やっぱりショックでした。
ですが、オリジナル版の猿の惑星を見る限りシーザーが先導した世界ではないと「新世紀」を見た時から感じていたので、ここでシーザーが死ぬのは物語上避けられないことなのかなと思いました。
シーザーの死は猿にとって人間を否定するための最大の要因になったのでしょう
最後に、、、
聖戦記は誰が勝ったから、どっちが強いからという話ではなく、絆の強さで猿は生き残り、人間はおろかな生き物だから滅んだそういうことを描きたかったのかなと思いました。
なので、キービジュアルの「そして、猿の惑星になった」はとてもしっくりくるものでした。
興奮やまぬ内に書いてしまっているので、うまく伝わらないかもしれませんが、ご了承ください。
以上が吾輩の「猿の惑星:聖戦」記感想と評価です。
読んでいただきありがとうございました。
↓リブート版『猿の惑星』シリーズ
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (FOXDP)
- 発売日: 2012/07/18
- メディア: Blu-ray
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
平日の朝の映画館はスカスカで、ほぼ貸し切りだったので、無職最高だと思いました。